11/2、NHK for School 実践ワークショップ In 盛岡「夢中、熱中、楽しく学ぶ! プログラミング授業デザイン入門」の講師をつとめた。最初ご依頼をいただいた時は、「なぜ阿部がプログラミング!?」と不思議に思ったが、担当の方が拙著『授業づくりをまなびほぐす』もお読みいただいているとのこと、加えて模擬授業担当者(模擬授業+授業づくりワークのセットのWS)が大学院時代の後輩ということで、僭越ながら登壇させていただいた。これをよい機会と思い、プログラミング教育について色々調べてみたが、明確なモデルが不在のまま実施へ向かわなければならない現状の大変さを強く思った。何の分野だってそうであるが、結局は魅惑的な授業コンテンツが出揃いさすれば、うまく飛び上がっていくとは思うのだが、多くの人が「正解」判を押せないもどかしさを抱えているのだろう。模擬授業を参観した後は、QRコード+Googleフォームを用いてコメント回収、それを用いながら授業者の意図を確認していくリフレクション。その後、出てきたポイントを用いて模擬ダメ指導案検討を行ってみた。ダメ指導案をつくるのはなかなか難しかったが(笑)、うまい具合に突っ込める教材となっていたようで、またどこかでこの手法でやってみようかなと収穫を得た。全体をとおして、できるだけコチラが正解っぽいことを言うのではなく、ボトムアップ的に意見を吸い上げていくよう留意したつもり。