柏市立富勢小学校よりお声がけいただき、教育ミニ集会Vol.1「地域と共に創る学び」に参加した。教員、保護者、地域の方々数十名が参加。みんなでこれからの学校のあり方を探っていこうという趣旨の会である。ファシリテーターによる進行のもと、目指す子ども像や具体的な教育の方法などについて熱い話し合いがなされていた。
最後に阿部から「新しい時代の新しい学びをつくるために」というタイトルでのまとめ的な小話をさせていただいた。今年の学校の研究テーマ「子どもを主語にした算数授業」と関連付けて、
・「子どもを主語にする」とは、子どもが学びの主人公になるということであり、その学びのストーリーを展開させるためには、主人公に好奇心が必要である。そしてその好奇心なるものは、大人から教え授けられるものではなく、子どもがもとからこころに宿しているものなのではないか?(だから、教育の方法を変えていこう)
という話や、
・A幼稚園の研究をもとにしたリミッターとリソースの話
などをした。
同様のWSを中学校区でも実践していくようで、「地域で教育を支える」ということに重厚さを感じる。長いあいだそこにあり続けた学校・地域がいまいちど志をともに同じ方向を見ようとしている(ように見える)。公立学校の底力、みたいなことを思う。継続してかかわらせていただけるようで、これからが楽しみである。

学校websiteにて当日の様子の紹介記事がありました。
https://kashiwa.ed.jp/tomise-e/blogs/blog_entries/view/124/db96fcc05de631a8a12502ddc570ada2?frame_id=135