長野大学の片岡通有先生からお声掛けいただき、両大学3年ゼミ生が集っての合同ゼミ(もちろん遠隔で)を実施しました。何年も前、片岡先生が柏市教育委員会にいらした時にお仕事をご一緒する機会ががあり、そのときの接点が今こうして再びつながったことに、大変嬉しい思いです。片岡先生、まことにありがとうございます。

コロナ禍によって学生の様々な活動が制限されています。今回のように遠隔ツールでできることも多いのですが、よほど意識をしていないと、所属を同じくする人との遠隔コミュニケーションばかりになってしまいます(普段は会わない人とわざわざ会うのはハードルが高い)。それでは、「偶然の出来事」が起こりづらい。「偶然の出来事」は「教育」においてとても重要な要素です。ある場所でたまたま居合わせた人とのつながりとか、雑談の中からアイデアが湧いてきたとか、そういうことが学びや研究を深めていくことにつながります。どんなにまじめに勉学をやっていたとしても、見たいものを見るとか、居たい場所に居るとか、それだけではだめなんですね。ゼミ内で「偶然の出来事」を起こしづらい状況にやきもきもする日々ではありますが、今回のような新たな友人との出会いが、学生にとって1つの「偶然の出来事」になったのなら幸い。そして、次会う時にはやはり身体ごと長野へ行きたいものですね。

本学広報の取材がありました。記事はこちら。https://www.u-keiai.ac.jp/child-subject-blog/20220221/