雑誌『発達』(通巻第156号、ミネルヴァ書房)の特集が、「なぜいまレッジョ・エミリアなのか」というものであり、保育研究者のはしくれの一人として、どのようなことが論じられているのか興味深くページをめくり始めた。

・・・ところが、本題とは違う部分で「!」。ある方の原稿の中で、私がかつてやっていたバンドのアーティスト写真が用いられていた(全国的にはほとんど無名の存在であったが、インディーズレーベルからCDをリリースするなどしていた)。やや荒い画像であるが、99.99999%間違いない。2008年にアルバムを出した際に使っていたアー写である。カメラマンに撮っていただいた写真を私が少し加工して完成させたので、よく覚えている。バンドを辞め、その後保育の研究をしていた者がたまたま手にとった保育雑誌で、バンド時代の自分を見ることになるとは! こんなことってあるの!? なぜいまこの写真なのか・・・。驚き、笑い、のちビミョウな気持ちに。

2009年に執筆者が某市に提出したというある企画書の中に画像が用いられており、その企画書自体が雑誌に転載されている。私たちは、一ロックバンドであったのだが、画像に付されたキャプションは「若手芸術家 (芸大、美大卒業生) 芸術士/アトリエリスタ」というもの。ううむ・・・「芸術家」とは言えなくもないが、芸大、美大卒業生ではないし、アトリエリスタでもない。企画書なので、事業のイメージが伝わればそれでよいのだとは思うが、もちろん私たち自身は某市にも関わりはなかったし、執筆者とも交流はなかった(はずである)。たった一枚の写真ではあるが、自分(の写真)が自分でない者として、自分の望まない場所で用いられていることには、モヤっとした気持ちになる。まして、今私は保育研究に携わっている。私はアトリエリスタでもないよ笑。まあ、あの画像をみて私だとピンとくる人はほとんどいないと思うが・・・。