第149回千葉授業づくり研究会
「日本と世界の紛争地支援から考える、世界の中での日本の役割」

ロシアのウクライナ侵攻に関する日々の報道の中で耳にするように、紛争などの世界の課題に対して、国際連合や各国の様々な援助機関が連携して支援を行っています。国際社会全体の平和と安定、発展のためには、他にも企業や大学、NGO、そして市民など様々なアクター(行為の当事者)が関わっていくことが求められています。

学校では、以前から社会科の授業などで世界の紛争や、国際協力に関わる様々な機関、国際社会における日本の役割について触れてきましたが、日本から遠い世界の事象について、子どもたちがリアリティを感じづらいという課題があるのではないでしょうか。国際情勢や紛争のリアルタイムな情報に触れる機会が多くなっている今、国際協力のアクターとして何ができるのか、具体的に子どもたちと共に考えていくことが求められるのではないでしょうか。

今回の研究会では独立行政法人国際協力機構(JICA)東・中央アジア部の篠﨑祐介さまを講師にお招きし、日本と世界の機関がどのように連携し、紛争地へ人道支援や開発支援を行っているのかをお話いただきます。また、子どもたちにわかりやすい国際協力の事例をご紹介いただきます。その上で、国際協力における日本の役割や、一人一人の市民ができることについて、参加者の皆さんと共に議論します。

日時:2022年5月21日(土)   16:00~18:50
講師:篠﨑祐介さま 独立行政法人 国際協力機構(JICA)東・中央アジア部
会場:オンライン会議ツールZoomを用いて実施

主催:
千葉大学教育学部 藤川研究室
敬愛大学教育学部 阿部研究室
兵庫県立大学環境人間学部竹内研究室ソーシャルメディア研究会
NPO法人企業教育研究会

詳細・申し込みはこちら
https://ace-npo.org/wp/archives/study/cjk149